上手くなるには

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どんな運動でも同じだと思うのだが私はボクシングが得意なのでボクシングで例えて話すとトレーナーとして教えることは自分の知識や経験に基づくものだ。

その自分の持っている技術の中の簡単と思える動きから指導してゆくのだがそこに習う側が「反感」を持ったらそこで教えることは何もなくなる。

習う方にも別の良いと思えるところと折衷して割り切れないのならば離れることをおすすめする。

みなさんそれぞれボクシングのイメージを持っているのだろうがそのイメージはどのようにできたのだろうか?
大抵は会場や動画などで試合を観たりマンガなどでだろう。

ここで大きな「勘違い」がおきている。

テレビなどの映像に出てくる人たちはほとんどが日本や世界のトップクラスの「選手」だ。
そこで観たものがジムで少し教わればできると思っている人が多い。

だからちょっと腕っぷしの強いやつが「勘違い」してプロに挑んでやられるような現象が最近多いわけだが…

話を戻して

ジムに習いにくる人たちもそのような「勘違い」をしてくる人間が多い。

私が丁寧に教えたことを自分のイメージの中でトッププロにでもなったかのように動こうとするのだが雑で危なっかしいし実に滑稽なものになっている。

私がとくに重要だと思っていることは、はじめはとにかく「ゆっくり丁寧」にだ。

とにかくトレーニングをするうえで最も良くないのは怪我をすることだ。

速いパンチやキックを打ちたいと思うのは分かる。
しかしそんなもの一朝一夕でできるものではないし一言で「パンチ」と言ってもその1発はたくさんの「作業」が組み合わさって完成している。

それが「フォーム」だ。
そのフォームの中でおこなわれている一つ一つの作業を理解して身につけてゆくことが良い打撃を出せるようになる最善の方法だと私は考えている。

力まかせ、勢いまかせの動きよりトレーナーの指導を聞き、理解して「ゆっくり丁寧」に動くことで完成度の高いものが出来上がるまでの時間は早くなると思う。

どのようなことでも初めは「謙虚」「ゆっくり」「丁寧」を心がけて取り組むのべきだと私は考えます。

常時全力 気楽にいこうぜ

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