【ボクシング】デービス対ガルシア戦について

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4月22日(日本時間23日)に米ネバダ州ラスベガス・T-モバイルアリーナで行われた世界3階級制覇王者でWBA世界ライト級王者ガーボンタ・デービス(日本語表記だといろいろ書かれててどれが正しいかわからない)と元WBC世界同級暫定王者ライアン・ガルシアの試合が136ポンドの契約体重の12回戦でおこなわれデービスが7R1分44秒でKO勝利を収めました。

【試合の展開】

試合は序盤からガルシアが身長とリーチ生かしプレッシャーをかけてゆく展開。
しかし2Rにプレッシャーをかけながら強打を振るってくるガルシアの左フックに対して頭を低くしてよけていたデービスの左フックのカウンターがクリーンヒットし先制のダウンを奪った。これで試合終了かと思うような強烈なあたりにみえたがガルシアは比較的すぐに立ち上がり試合続行。スローでみても相当エグくあたっているようにみえたのに…
その後もガルシアは前に出続けるがデービスは慌てることなくダウンを奪ったときと同じように低い体勢を取ったり引いたりしてポジションを変えながらガルシアの懐に潜り込むようにして攻めてゆく。
序盤はガルシアの勢いに攻めあぐねていた感じもあったデービスだが中盤にはジャブからボディ、アッパーなどに繋げ試合を優位に進めているようにみえました。
そして7Rに頭を低くしているデービスに対してガルシアが右フックを打った瞬間にデービスの左レバーブローがヒット。ガルシアはごまかして我慢しようとしたが数秒後に膝をついてダウンしそこでデービスが7RKO勝ちを収めました。
これは全く何が起こったのか分かりませんでした。スロー映像でみたらガルシアの右フックとほぼ同時の打ち出しでデービスの左がボディにヒットしていました。スーパースローの映像でガルシアのお腹まわりが激しく揺れていたので相当効いたのではないでしょうか。これによりデービスは無敗記録を更新し29勝(27KO)ガルシアはプロ初黒星を喫し23勝(19KO)1敗となりました。

【興行的成功】

そしてこのスーパービッグマッチのもう一つの話題がとてつもない額の興行収入。
この試合は会場のT-モバイル・アリーナには発表で2万842人の観衆が集まり会場のチケット売り上げは2280万ドル(約30億円)になったようです。チケット売り上げはネバダ州で行われたボクシング興行で5番目に多い金額となったらしい。それとは別に有料チャンネルのショータイムが制作とPPV販売を行いストリーミング配信DAZNもPPVで番組を販売。米国では価格が84.99ドル(約1万1000円)で、DAZNはすでに契約している視聴者は59.99ドル(約7800円)に設定されていたにもかかわらず全米で約120万件の購買数。約136億円の収入になったようです。すごすぎる。

【まとめ】

この2人の戦いは観客動員数やPPVの購入数でもわかるようにやはりものすごい注目度でしたね。
今回はデービスの勝利で終わりましたがどちらが勝ってもおもしろい試合になるだろうとは思っておりました。(ちょっとデービスが勝つかなと思ってました)
いろいろと格闘技をやってきてやはりボクシングはおもしろいなとここ最近感じております。
次はどんなスーパービッグマッチが決定するのか楽しみです。

常時全力 気楽にいこうぜ

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