元K-1スーパーバンタム級王者で現在ボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級王者の武居由樹選手が挑戦者のブルーノ・タリモ選手と対戦し11回2分17秒TKO勝利し初防衛に成功しました。
1R武居選手は頭から突っ込んでくるタリモ選手の偶然のバッティングで左目をカットしてしまう。このタリモ選手のボクシングスタイルには最後まで苦しめられた。
しかし左目をカットした直後左フックから右のパンチで先制のダウンを奪いその後はフットワークをつかいアウトボクシングに徹しカウンターを打つ展開でペースをつかもうとする。7Rには右のパンチでタリモ選手の右目をカットした。
4Rと8Rの終了後の公開採点ではジャッジ3者が大差で武居選手を支持していましたが私的には武居選手がポイントでも勝っているだろうとみていたがここまで差があるとは思わなかった。
その後もタリモ選手のガードをしながら低い姿勢で突っ込んでくるスタイルに手を焼く展開が続いたが退がりながらもときおりインサイドのアッパーをヒットさせたりと攻勢を緩めず11Rにタリモ選手の出血がひどくレフェリーストップでTKO勝利となった。
キックボクシングならあのような低い姿勢で突っ込んできたらひざ蹴りやローキックを蹴りたい放題だし接近されてしまっても組みついての攻防をすることができるが今回はボクシングの不自由さに本当に苦しんだ試合だったと思う。
しかし今後もボクシングのリングで戦ってゆく以上あのような選手は普通にいるし苦戦しながらも今回勝ちを収められたことは本当によかったと思う。
負けて得るものもあるとは言うけれど『負け』がついてしまうのだから。
武居選手はキックボクシング時代からフットワークを使って距離をとりながら攻撃を当ててゆくスタイルだがボクシングでも同じようなスタイルをとっている。
しかし今回のタリモ選手にはガンガン懐に侵入されてしまい苦しい展開が続いてしまったというところではボクシングでの『アウトボクシング』はまだ未完成だと言える。
方法はいくらでもあるのだがひとつ例を挙げると前の手を大きく伸ばして相手の頭をおさえて突進を止めたり左右へさばいてまっすぐに来させないようにすることができる。
このようなアウトボクシングのテクニックを身につけて今後もタリモ選手のような『ブルファイター』との対戦に備えまた素晴らしい試合を見せていただきたいです。
常時全力 気楽にいこうぜ
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