井上尚弥対スティーブン・フルトンのWBC、WBOスーパーバンタム級タイトルマッチの日が近づいてきました。
この試合は当初2023年5月7日に日本の横浜アリーナで開催される予定でした。
しかし井上が練習中に怪我をしたため試合は延期となり新たな試合日程は2023年7月25日に変更。
会場も「有明アリーナ」に変更されました。
5年ぶりの挑戦者として
井上は5年ぶりに挑戦者として試合に臨むことになりそのことで彼が高いモチベーションを感じているとのことです。
井上はこれまでキャリアのほとんどの試合をチャンピオンとして戦ってきましたが今回は新たな階級でチャンピオンの座を目指す挑戦者として戦うことになります。
フルトンの井上への見解と自身の意志
フルトンは自身が「下に見られている」と感じているようです。
しかし彼はその評価を覆すことができれば世界屈指のボクサーであるとの地位を獲得することができると考えています。
これはフルトンが自身の能力に自信を持っているということの表れでしょう。
しかし彼は井上を見下しているわけではなく「井上は自身が世界最高のファイター、パンチャーだということを強く証明している」と続けています。
これは彼が井上の能力を認めていることを示しています。
また井上の今回の挑戦については「井上にとって困難な仕事だ」とも話しております。
バンテージ問題
フルトン陣営が井上のバンテージに疑義を呈し
「証拠がある」
とスマホをちらつかせながら主張しました。
通訳の方を通しての話になってしまったのでなんのことを言っているのかわかりませんでしたが
「今回の試合はクリーンにおこないたいと思います。この試合そのものが選手たちの質を下げることがないように祈ります」
「自分たちの試合前にグローブをはめる前のラッピングされる時に安全な方法で安全におこなわれることを祈ります」
「選手どちらかが有利になってはいけないので公平にやっていきたい。テーピングやバンテージの巻き方は安全にするべきだ。パンパンになったグローブの選手とやるのは安全ではない」
とかよくわからないことを言っていたようです。
井上の対応
これに対し井上は冷静に対応し
「ナイーブだなと思いました。24戦やって全試合正々堂々と試合しているので。なんの記事を見たのか分からないですけど」
と井上は公平な試合を重視し不正行為などしないという強い姿勢を見せました。
だいたいバンテージを巻く時もグローブをはめる時も団体の人間と相手陣営が立ち会っていて見ているわけだし不正の証拠があるならそれを団体に提出すれば処罰されるだろうに一体何を言っているんだか。
試合の見所
延期になってしまう前の時点からこの試合のことについては様々な予想が飛び交っておりましたが情報をまとめると井上対フルトンの試合は井上のパンチ力とスピード対フルトンのディフェンスとテクニックという構図になると多くが予想しているようです。
その中でも井上がKOで勝つと予想する声は多いようです。
一方でフルトンはそのディフェンスとテクニックで評価されているようです。
彼はこれまでの試合でもディフェンスとテクニックでポイントを稼いできました。
そのため一部の専門家やファンからはフルトンが井上の攻撃をうまく防ぎ試合を制する可能性があると見られています。
ここまでが巷の予想ですが私の展開予想では井上がフルトンを追いかけまわすポール・バトラー戦のような展開になるのではないかと思います。
フルトンはスピードやディフェンスの評価が高いですが私の見解ではハンドスピードは速いがボディワークやフットワークは早いけれどそこまで早くはないと感じております。
そして相手のパンチをボディワークやフットワークでかわすこともしますがブロッキングをすることも多いので井上のパンチを受けた時にどのように感じるかがその後の展開に影響してくるでしょう。
ビビったらポール・バトラー戦と同じ展開になります。
フルトンのハンドスピードは確かに早いので先手を取り続けるか井上の攻撃をディフェンスしつつリターンパンチを返すことができればフルトンにも勝機はあるでしょう。
まとめ
以上が井上尚弥とスティーブン・フルトンのタイトルマッチについての最新情報と予想になります。
両者ともにそれぞれの強みを活かす戦略を練っていることでしょう。
井上のパンチ力とテクニック。
フルトンのスピードとテクニック。
どちらが勝利を手にするのか注目の一戦となりそうです。
常時全力 気楽にいこうぜ
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