元K-1ワールドGPスーパーバンタム級チャンピオンであり現在はボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級チャンピオンとして活躍する武居由樹選手が再びリングで見事な勝利を収めました。
彼は2023年7月25日東京・有明アリーナで開催されたWBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチにおいてフィリピン出身のロニー・バルドナド選手と対戦。
3ラウンド1分8秒に一撃の左ボディーブローでバルドナド選手をKO勝利をしました。
54.0kg契約での試合
この試合は通常のスーパーバンタム級のリミット55.3kgではなく54.0kg契約で行われました。これは武居が53.5kgのバンタム級への挑戦を視野に入れそのための調整試合であったと言えます。
試合は武居選手の圧倒的な攻撃力とバルドナド選手の反撃の応酬となりましたが3ラウンドで武居の左ボディーブローが決まりバルドナドは立ち上がることができず武居のKO勝利となりました。
試合後の反省と展望
試合後のインタビューでは武居はKO勝利を収めたにもかかわらず自身のパフォーマンスに対する反省の意を述べ
「もっと細かいパンチをもらわないようにする必要がある」
と語りました。
また54kgでの戦いについては
「スーパーバンタム級よりも軽い54kgだったが体調は良好だった。次はどちらの階級になるかは未定だがバンタム級も視野に入れている」
とコメントしました。
バンタム級への挑戦
武居選手はバンタム級の世界王座に挑戦することを明言していますが
「チャンスがある方を狙っていきたい」
とも述べています。
彼は54kgでの試合について「相手に通じるパワーが感じられたし体調も良好だった。いつもスーパーバンタム級だと減量末期は動きが鈍くなるが今回は逆に動きが良かった」
と語りました。
まとめ
武居の無敗記録は続き彼の次の挑戦が待ち遠しいところです。
彼自身はまだまだ成長の余地があると語っておりバンタム級への挑戦も視野に入れています。
彼の今後の活躍に注目が集まっています。
常時全力 気楽にいこうぜ
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