井岡一翔選手対ドニー・ニエテス選手について

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先日おこなわれましたボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ。

チャンピオン井岡一翔対同級1位ドニー・ニエテスが対戦しました。

内容は両者ジャブを多く使い様子見といった展開から徐々に手数が多くなってゆきニエテス選手が井岡選手の左ジャブに合わせて右フックのカウンターを打ち距離が縮まり始める。

その後もお互いジャブを多く使い左ジャブ右ストレートをボディにも打ち上下の打ち分け丁寧に攻撃をしながら井岡選手がコンビネーションを打つ場面が多くなってくるが両者共に的確なクリーンヒットは奪えない。

その様な展開が続いているが井岡選手が常に優勢に進めている。

ニエテス選手は右瞼から出血している。

そして凄いと思ったのが7R。

井岡選手のトレーナーのイスマエル・サラスさんが井岡選手にもう一度ジャブの徹底を指示しました。

井岡選手も指示通りジャブを丁寧に打っていく事でまたニエテス選手は攻めあぐねる展開になる。

序盤ジャブで様子を見ながら攻撃の糸口を見つけ中盤から終盤にかけて少なくなりがちなジャブを思い出させて終盤からも序盤の様な丁寧なボクシングをさせる指示とそれをできる井岡選手は本当に凄いと思います。

そして終盤10Rには井岡選手の鋭い左フックからの右ストレートのコンビネーションがヒットしニエテス選手の左瞼が大きく切れて大量出血。

途中ドクターチェックが入るも試合は続行されニエテス選手健闘するも井岡選手を崩す事はできず試合終了。

判定は118-110、116-112、115-113の3-0で井岡選手の勝利。

両瞼が切れて顔が血だらけのニエテス選手に対して試合後とは思えないほどキレイな顔をしていた井岡選手のディフェンスは本当に上手いですね。

そしてこれにより世界戦通算20勝目でこれは日本歴代トップになるらしいです。

井岡選手は29勝(15KO)2敗
ニエテス選手は43勝(23KO)2敗6分

今回の井岡選手のボクシングを見ているとまだまだ何か記録を出してゆきそうな感じも受けますね。

今後の井岡選手の試合も楽しみです。

常時全力
気楽にいこうぜ

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