5月7日に予定されていたWBC WBO世界スーパーバンタム級2団体統一戦スティーブン・フルトン対井上尚弥の試合が延期となりました。
この試合は世界中のボクシングファンが待ち望んでいたビッグマッチだったのではないでしょうか。
井上尚弥選手の拳の怪我による延期
井上尚弥選手が拳を怪我をしたことにより試合の延期が決定しました。
この怪我は3月10日頃の練習中に負傷したとのことで予定通りに試合をおこなうためにすぐに延期を決めずに少し様子を見た結果延期を決断したようです。
当初井上選手は無理をしてでも試合に臨む姿勢を見せていましたがお父さんの井上真吾トレーナーや大橋会長らとの話し合いの結果延期をして怪我を治して改めて挑戦するべきだという結論になったと考えられます。
フルトン陣営は承諾
フルトン選手はフェザー級へ階級を上げることも考えているともいわれていましたが井上選手とのビッグマッチのためにもう一度スーパーバンタム級にとどまったのではないでしょうか。
減量もきついはずで今回の延期によってスーパーバンタム級にとどまる期間が必然的に延びてしまったことはフルトン選手にとってはしんどいことでしょう。
またアメリカから遠い日本に来るためにすでに様々な準備もしていたようでこのこともフルトン陣営にとってもショックだったことでしょう。
拳の怪我からの復帰
痛めた箇所が右手なのか左手なのかは情報が出ていないと思われますが骨折とかではなく拳の腱を痛めたとのことです。
現在はこの痛めていはない方の手を使って引き続きスパーリングをおこなったり他のトレーニングもしているようです。
拳を使わなくてもできるトレーニングはたくさんありますからフィジカルの強化なども含めて準備をしているようです。
井上選手は以前にも拳を痛めその後1年くらいブランクをつくったことがありました。
しかしその復帰明けの試合でもその強さは健在でした。
休養したことによって拳以外のところも回復したのかより強くなっているようにもみえました。
ですので今回も怪我から復帰した井上選手の戦いがより楽しみとも言えます。
この怪我での延期が良い方向へ働いてくれることを祈ります。
まとめ
井上選手の2階級4団体統一王者へという壮大な挑戦。
フルトン選手については「フルトンが井上から逃げているのではないか」といった憶測がボクシングファンの中ではあったように思います。
しかしフルトン選手は戦う意思をみせてくれておりました。
そして今回の延期に対してもTwitter上で「日程が変わったが無くなってはいない」という感じのツイートをしているようで逃げようとしている感じではないように思えます。
もし井上選手が勝てば一気に2団体統一王者に。
この壮大な挑戦の成功は十分に可能だと思っております。
常時全力 気楽にいこうぜ
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