現在から約10年前の記事です。
2012年11月7日シュートボクシングの記者会見で珍しい場面があった。ビッグイベント『S-cup』の追加カード発表。総合ファイターである郷野聡寛との対戦が決まった鈴木悟が司会者の進行を遮って感情を露わにしたのである。鈴木のプライドを逆なでしたのは、郷野の軽い一言だった。「(会見で紹介された肩書きが)PRIDEウェルター級GP2006第3位って、もう6年前ですよ。鈴木選手は元ボクシング日本ミドル級王者。お互い“昔の名前”ってことですね」鈴木は、こう言って食ってかかった。「僕はもう“昔の名前”じゃなくなってるんでね。卒業したんですよ」そう彼は今シュートボクシング日本スーパーウェルター級チャンピオンなのだ。<Numberから一部抜粋>
こんな事ありましたね。
郷野氏はこの会見で私がシュートボクシング日本スーパーウェルター級チャンピオンだという事を知り一言軽く謝罪を致しました。
そしてその後に名前は出しませんでしたがボクシングの東洋太平洋チャンピオンとスパーリングをしたりしていたのでもうそんなにボクシングマッチにこだわりは無い様な事を言い出したのですが言動においての責任を取らせなければ気が済まなかったので
「私はそのつもりでこの試合を承諾したのだから口に出した以上はやれ」
と詰めました。
シュートボクシング側にもボクシングマッチとしてやらせてほしいと言ったのですがそれは受け入れられずあくまで本人同士の約束でおこなう事となると言われお互いキックを使わないという約束を致しました。
そしてその後に私の考えを申し上げました。
「これはボクシング対決ではないです。ボクシングの組織の中でライセンスを獲得した選手同士が正式なルールで闘うものをボクシングと言うんです。パンチだけで闘うからってそれがボクシングだとは言ってほしくない。今回はあくまでパンチ対決ですから。そしてそのパンチ対決で郷野選手に後悔してもらう。」<Numberから一部抜粋>
キックは使わないと約束したのでシュートボクシングのユニフォームであるロングスパッツは履きませんでした。
郷野氏も最後までパンチ以外の攻撃をせず約束を守ってくれました。
最近はフロイド・メイウェザー氏が様々なエキシビションをおこなっておりますが「パンチ対決」とは言え100%本気の動きを見せて頂きたいですね。
常時全力
気楽にいこうぜ
その試合結果がこちら。
抜粋させて頂いた記事はこちら。
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